AIによって変わる世界VOL.6(人の考え方と気持ち)-岸秀之


・人の考え方と気持ち

AIが進化を遂げて行った時、私たち人間の考え方や気持ち、
メンタルな部分はどのように変化していく可能性があるのでしょうか。

人間同士の駆け引き、心理的な男女の遣り取り、
このような物にどのような変化があるかは気になる物です。

・嘘はAIがすぐに見抜く

男女間でトラブルになる原因の一つに、嘘をつく事があります。
嘘と言っても浮気だったり、仕事の事だったり、相手を気遣っての事だったり、その原因は様々です。

ところがAIは様々なデータや表情、言動、言質を解析して、相手が嘘をついている可能性を解析します。
その結果、人間はここぞと言う時の駆け引きで、嘘をつく事が出来なくなってしまいます。

これは商取引などでも同じ事が言えるかもしれません。
駆け引きの為に嘘や方便を使う事があったとしても、それが重要な決断を仰ぐ事になれば、
その発言に嘘がないか、整合性があるか、それらの事をAIが調べる事になるでしょう。

SNSでのやり取りやメッセージの遣り取りも、AIが解析をします。
男女の駆け引きや男女の思いで嘘が付けなくなる、疑心暗鬼はなくなるかもしれませんが、
果たしてそれでいいのでしょうか。
味気ない物ではありますが、技術の進化とは時に難しい問題もはらんでいるものです。

・感情を読み取るAI

人間は本能的に相手の視線や表情で、相手の喜怒哀楽を認知すると言われます。
これは太古の昔から人間がコミュニケーションを取る上で重要だった事柄です。

AIに感情を読み取る事は出来ない、と考える人も多くいます。
しかしAIは人間の知識や経験の積み重ねから判断する事を得意とします。
となれば、人間の経験から相手の喜怒哀楽を知る事が出来るのであれば、
AIは人間の喜怒哀楽を測定する事が出来ると言えます。

表情だけではなく、声のトーンや声の緊張度合いから、相手の緊張している様を数値化する事が出来るかもしれません。

まるでウソ発見器に常時掛けられている状態と思われるかもしれませんが、
AIが発展すれば、人間の感情や気持ちを推し量る事が出来るかもしれません。
良い方向性で使う事が出来れば、きっと人類にとって良い影響があると言えます。

ただし悪い方向性で使う事になった場合、人間関係を簡単に壊す事も出来る程に力を持っていると言えるでしょう。
そうならない為にも、正しい使い方が出来るように、しっかりと管理をする事が重要と考えます。

人間が他の人間とのコミュニケーションを取る手段として進化を遂げてきた”感情”。
感情があるからこそ、人間の現代生活が築かれて来たとも言えます。
AIが人間の感情に関与をして、考え方や気持ちと呼ばれる物をコントロールする可能性があります。
これは絶対に避けなければならない事ですので、法整備や使い方を間違えてはいけないと思います。

岸秀之