AIによって変わる世界VOL.5バックオフィスの在り方(経理、事務、総務など)ー岸秀之


・バックオフィスの在り方(経理、事務、総務など)

俗に言う間接業務、つまりバックオフィスと言われるものは、
AIの台頭によってどの様に変化していくでしょうか。

現在では多数の工数を要しているこれらの業務ですが、
これらの業務が効率化されることは間違いないと言えます。

効率化をすることによって、
仕事を失う人もたくさん出てくることは間違いないのですが、
その事実から目を背けたとしても、時代の流れに逆らうことは出来ないと思います。

それでは仕事がどのように変化をしていくのか、
予測を立ててお話をしていきたいと思います。

 

・中央集約型への変遷

コンピューターやAIの進化によって、間違いなく起こる改革としては、
現在必要とされている工数に比べて、圧倒的な工数の削減が可能ということです。

それが10倍20倍の話ではなく、AIが絡んできた場合には、
数百倍数千倍という効率化が見込めます。

例えば、経理部門所属の社員が10人いた場合、
将来的には一人か二人の社員で回すことができるようになると言えるでしょう。

パソコンが出現する前、そろばんで経理作業をしていた時の人数と、
現在のパソコンで処理をするようになった時の、
経理作業をしている人数を比べてみても、
圧倒的に現在の方が人数が少なくなっています。

その時々に必要な資格の種類なども大きく変わってきますが、
これからAIが発展することによって、
パソコンの出現と同じような現象が繰り返されると考えられます。

総務部門に関してですが0人になることはないと思います。
総務は必ず必要な仕事ではありますが、何人もの人数を抱えることはなくなるでしょう。

もしかすると総務経理事務、
これらのバックオフィスの仕事は一人で兼任をすることになる可能性もあるでしょう。

また大企業に関して言えば、
各支社にそれぞれ一人ずつの配置などはなくなると思われます。

インターネットでつながっていることによって、
例えば本社に全てその機能を集約させる、そのような方向性に進んで行くでしょう。

 

・中小企業での在り方

逆に中小企業の場合には、バックオフィスの人数は変わらない可能性もあります。
なぜならばAIを利用した集約システムは、
非常に高価になる可能性があり、人件費を上回る可能性もあるわけです。
そのボーダーラインはわかりませんが、
ある程度の規模以上の企業でなければ、ペイができない可能性もあるのです。

もちろん中小企業においても、バックオフィスの人数が減ることは間違いないとは思います。
が、大企業が抱えるその問題に比べたら、小さい問題なのかもしれません。

 

・PC作業の変化

PCによる作業は大きく変わっていきます。
例えば業務日報書を営業の方が記載する場合、
一度オフィスに戻ってからパソコンで入力をする必要はなくなるでしょう。

音声認識によってパソコンに入力することも可能かもしれませんが、
この技術を応用することによって、特定の電話番号に電話をかけて、
留守番電話に声を残すようにして、
パソコンに業務日報書を残すことができる可能性もあります。

そうすることにより業務の効率は非常に上がって行くことは間違いありません。

これからの私たちは効率化の波に乗っていく必要があります。
その時代の波に乗り遅れないように、勉強をしていく必要があるでしょう。

岸秀之