AIによって変わる世界VOL.3(消える職業と生まれる職業)ー岸秀之


・2045年問題とは

多くの方は2045年問題という社会問題を聞いた事があるかもしれません。
これは2045年にシンギュラリティと言って、
AIの能力が人間を超え、様々な仕事がAIに置き換わって行くという現象を示したものです。

また同時に2045年問題はシンギュラリティが起こらずとも、
人間の行う仕事の実に50%~70%が失われて失業者が出るとされる問題です。

それでは実際にどのような仕事が失われ、またどのような仕事が生まれてくるのでしょうか。
予測も含めてお話を進めて行きたいと思います。

 

・失われる職業

自動運転の実用化により、私たちの移動に用いる周辺は大きく失われる可能性が高いと言われます。
具体的にはタクシードライバー、トラックドライバーなどです。
また、電車の運転士も自動運転により失われると思われます。

農業関連では、高層ビルで農業ビルなどの開発も進んでいますが、
広大な敷地を有効活用できる農地が駆逐される事は無いと言えるでしょう。
その代わりに、農薬散布や収穫機械などの自動化によって、効率化が成される可能性は非常に高いと言えます。

オフィス関連ではどうでしょうか。
間接業務と直接業務とに分けて考えてみましょう。
まず間接業務と言われるバックオフィス関連は、ほぼ全てが駆逐される事になります。
なぜかというと、情報の処理量が今では考えられない程に上がる為、経理や総務関連の仕事がデータセンターのように、
別会社で集約される可能性が非常に高いと言えます。

では直接業務はどうなるのでしょうか。
例えば営業社員を例にとってみましょう。

営業は主にAIがやり取りをする事になると言えます。
そうなると、人間の手が入る余地が無くなってしまいます。
人間の感情を用いて取引をしたならば、その会社は傾いてしまうとまで言われています。

研究開発などの業務も、AIが先ず開発すべきものを提示して、それを後追いで人間が開発する形になります。
そうなった場合に、人間の想像力などは不要となりますので、やはり仕事が駆逐される可能性が高いと言えます。

 

 

・新しく生まれる職業

失われる職業にフォーカスを当ててきましたが、それでは全ての職業が一方的にAIに駆逐されてしまうのでしょうか。
その答えはNOです。

少なくともAIを保守する職業はどんどん生まれてきます。
AIが暴走をする可能性も否定できません。
その時にその暴走を制御する監視役は人間となるでしょう。

AIに出来て人間に出来ない事と言えば、電源コードを抜く事かもしれません。

このように、失われる仕事も多いと言われますが、新しく生まれる職業も、もっと増えるかもしれません。
ただし全体的な量から見れば、多くの方が消える職業に従事している事になります。

AIが発展してきた時に、何とか職を失わないように先端技術にも明るくありたいものですね。

 

一般社団法人認知症カフェ協会 理事長 岸秀之

 

人工知能は、こちらで開発をしております。株式会社MOXIMO