【アロマ-VOL.5】アロマレクリエーションの紹介-岸秀之


介護施設でのレクリエーション、皆さんはどんなことをやっていますか?レクリエーション担当の方がいらっしゃったり、レクリエーション介護士などの資格を取得している介護施設もあると思います。目の前の高齢者の方々に合わせて内容を考えていても、時がたつと、同じものに興味を示さなくなってしまう方もいらっしゃると思います。

 

そこで、今日はアロマを活用したレクリエーションをご紹介致します。

 

アロマ回想法

香りは目に見ませんが、嗅ぐとすぐに鼻から脳へ香り成分が到達します。そして、記憶を司る海馬に香りが届くと、一瞬にして記憶がよみがえることがあります。みなさんも、何かの香りを嗅いだ時に、「懐かしい」と感じたり「この香りはあの時のことを思い出す」といったことがあるかと思います。

最近元気がない高齢者の方や、認知症を患ってしまって短期記憶ができなくて混乱していらっしゃる方に、是非やっていただきたいのが、アロマ回想法です。

いつもは、ふさぎがちな方や、発語が難しくなってきた方など、きっと元気を取り戻してくれることでしょう。

 

【やり方】

  1. 目の前の方が知っているまたは好きな香り(精油)を嗅いでもらいます。・精油は、専用のムエットと呼ばれる紙に落としたり、またティッシュや和紙などに落として嗅いでもらうのも良いです。
  2. ・この時、ご本人やご家族、担当の介護士さんにお聞きしてあらかじめ目の前の方の好きな香りなどを調査しておくと効果的です。
  3. 嗅いでもらったら、「いい香りですね」、「している香りですか?」「どんなことを思い出しますか?」などと会話や質問をしながら進めていきます。
  4. 目の前の方が話し出したら、みんなでその方の話に耳を傾けましょう

 

*香りあてクイズにして脳トレレクリエーションにすることもできます。

 

 

アロマサシェ作り

サシェとはハーブなどを詰め込んだ匂い袋のことです。ハーブを小さな袋に詰め込むだけの簡単な作業ですが、ハーブを選んで脳を刺激し、ハーブを袋に詰め込むことで手のリハビリにも有効的です。

 

【やり方】

  1. ハーブを週種類準備し、お好きなハーブを選んでいただきます。

香りや色など、その方が気に入ったものを選んでください。

  1. 小さな袋にハーブを入れます。
  2. ハーブを数種類選んだ時は、紙コップなどに入れて良くかき混ぜてから袋に入れてください。
  3. 精油があれば数滴ハーブを入れた袋の中に入れます。
  4. 時間が経って香りが無くなってきたら、再び精油を入れて香りを楽しんでください。

 

 

さいごに

アロマレクリエーションはまだまだいろんなやり方があります。機会があればまたご紹介させていただきます。簡単ですので、是非皆さんもやってみてくださいね。

 

岸秀之