手づかみで食事をし、 介護者に対して怒り出す

■実例■

食事のとき、ほかの入居者と一緒に食事をしますが、途中から箸を使わず手づかみで口に詰め込みます。

介護者がゆっくりと食べるよう促すと、怒り出したり、大声を出します。

食事中はいつもテレビやほかの人を見るなどして終始落ち着きがありません。

対応・対策

①機能面・環境面での工夫

途中で箸を使わなくなることから、箸の利用に対して、認知機能の弊害による障がいがあると考えられました。

そこで、先割れスプーンを用意して、介護者が口に運ぶまでをサポートし、食器を色分けするなどして識別しやすくしました。
さらに、テレビや周りの状況がうるさく、食事に集中できていない様子だったため、テレビを消し、周囲の音にも気を配るなどの環境を整えました。

②ケア面での工夫

介護者に向かって怒り出したり、大声を出すなどの行為から、介護者の言動に対する反発、どうやって食べたらいいのか分からないもどかしさ、いらだち、孤独感を感じているようでした。そこで、Aさんに分かりやすいように、介護者が正面からゆっくり話すように心掛けました。
Aさんの立場に立って考えることによってAさんの気持ちを理解することができ、介護者の言動、行動にも変化が出てきました。

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