認知症ケアはどのように行うの?

~介護者が理解し接することで大きく変わる~

・認知症の方にとって、介護者の接し方が大変重要な役割を持っています。介護者が学び、理解することで介護の負担は軽減します。

認知症ケアの方法は様々ありますが、認知症を理解し、本人の生きてきた背景、性格などを把握することで、より個別ケアが行えます。

 

【接し方の原則・心がまえ】

●自尊心を傷つけない  物忘れや失敗を叱りつけたり頭ごなしに否定しない。教え込もうと説得しても効果はありません。

●本人の形成している世界を理解しそれに合わせる  本人が今住んでいる世界を理解し大切にすること、その世界と現実とのギャップを感じさせないようにすることで、本人は安心し落ち着きます。ときには本人の世界に入り演じることも必要です。

●相手の主張を受け入れる  現実とは異なっていても、本人の主張を受け入れる態度で接するとこだわりも消えます。正論を説いても理解できず混乱するだけです。

●やさしく愛情を持って接する  認知症の人も感情は強く残っています。愛情のない接し方を敏感に見抜き、いやな感情だけが残ります。穏やかな気持ちになれるよう、よい感情が残るよう接することが大切です。そのためにはその人らしさに興味や関心を持ち、傾聴し、こまめに声をかけることです。

●通訳者としてのコミュニケーションを  伝えたいこと、行動したいことを思い出すことができるように、さりげなくサポートしながらコミュニケーションをとりましょう。

●本人の習慣や役割を継続できるように接しましょう  調理や掃除の一部などできることはしてもらい、感謝の気持ちを伝えましょう。誰かの役に立っているという自信を持ち、楽しさを感じることで脳も活性化します。

●生活のリズムを整えましょう  食事をおいしく食べ、日光を浴び、日中は何かに興味を持って過ごし、夜は睡眠がとれるよう環境を整えましょう。

 

 

【参考】 ◆タクティールケア

認知症とは?

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